事業概要

解体

当協会は、昭和63年10月に任意団体として結成されましたが、平成2年4月に全解工連に加盟後、建造物解体工事に関する調査、研究、開発や普及、啓蒙に関する事業を行なうことにより、業界の健全な発展、解体工事業の社会的地位の向上、公共の福祉の増進に寄与することを目的に社団法人として、平成8年3月21日に設立されました。その後、平成25年4月1日に法人改革法施行により、 (一社)長崎県建造物解体工業会となり、さらに、令和2年4月1日より(一社)長崎県解体工事業協会に名称変更をいたしました。

当協会では、会員の拡充に努め組織の強化を図る中で、全解工連等と連携し各種研修や講習を通して解体施工技士等の資格取得や啓発事業も推進しております。また、建設リサイクル法等の各種法令遵守サポートにも尽力し、法律内容の研修を重ねるとともに、法令順守パトロール等にも積極的に協力しております。

一方、地震や地球温暖化等の影響による豪雨・台風災害等が起きている状況を踏まえて、当協会の社会貢献の一環として取組んでおりました災害支援協定を、長崎県、長崎市及び佐世保市との間で締結させていただきました。災害協定締結をうけて、各自治体の総合防災訓練に参加しております。

また、令和元年6月より、「解体工事業」が独立した業種として動き出しました。業界の高齢化や働き方改革など、問題は山積みですが会員一同、全解工連・九州沖縄ブロック会の皆様と協力のうえ、諸問題の解決に向け微力ながら努力したいと考えております。

さらに、美しい自然環境に恵まれた郷土の資産を、資源循環型社会の構築という形で、子孫に継承してゆくことが我々の使命と銘記し事業を展開しているところです。

一般社団法人長崎県解体工事業協会
会長理事  池田 正喜